佐野市の方言・地域のことばガイド
栃木県佐野市と周辺地域の方言を、意味、使用例、市内分布、世代差から探せるガイドです。佐野市の方言連載を根拠に、寒さや農作業、昔の家、遊び、生き物、人間関係に関することばを収録します。使用が高齢者に限られる語や消滅した語も、確認状態を明示して紹介します。
この地域のことばを読む前に
佐野市の公式方言連載は、単語の意味だけでなく、旧安蘇郡内の分布、話者世代、語形変化、ことばが使われた生活場面まで記録しています。このガイドでは、同じ佐野市内でも地域差があることを前提に個別記事へ案内します。
確認済みのことば(31語)
- だいじ — 大丈夫
- かがむ — 寒さで指がかじかむ
- うずぶれる — 寒さで縮こまり震える
- くさばっこ — 雑草が群がって生えた場所・草むら
- せーふろ — 風呂
- やぶ — 行く・来る
- のめんど — 杭や棒などの尖らせた先端
- たなぎねこ — 屋根裏で育ち、人になつかない子猫
- けじろう — 毛嫌いして避ける・遠ざかる
- ぎご — 自分の主張を曲げない頑固者
- してんごてん — 優劣がなく五分五分であること
- たっぺ — 霜柱
- のだつ — 草木が伸びて大きくなる
- せーた — 背負子
- はま — 車輪・輪
- おぞい — 賢い・利口だ(子どもへの褒め言葉)
- じぐるー — 激痛に耐えかねて転げ回る
- どずける — 物や言葉が詰まって進まなくなる
- ちょちょらっけ — 口先ばかりで誠意がない・軽率な言動をする
- そそらっけ — 落ち着きがなく、そそっかしい
- どぶくれる — 厚着して着膨れする
- ひっくるける — 倒れる・引き返す
- ちょーがんに — 十分に・ろくに・よく
- おなんご — お手玉
- なんこんぼ — ひきがえる
- ありんどん — 蟻への親しみを込めた呼び名
- せっちょする — 念入りに世話をする・興味をもっていじり回す
- くらーね — 心配ない・大丈夫だ・気にしなくてよい
- ふっこし — 晴れた日に風で運ばれてくる風花
- みみきりかぜ — 耳が切れるように冷たい真冬の風
- ふきっつぁらし — 遮るものがなく風が吹き抜けること・場所
主な資料
佐野市「佐野の方言」(確認日:2026-09-01)