鹿児島市方言ガイド
鹿児島市方言を、国立国語研究所が1963年に市内で録音した男女六人の対話と標準語対訳から読む地域ガイドです。「ごあす」「おじゃる」「たもんせ」などの丁寧表現、理由や目的を尋ねる語、盆の子ども行事「ひぐらさん」を、具体的な会話場面と話者情報から個別記事へ案内します。
この地域のことばを読む前に
資料は1880年から1912年生まれの男女六人に、桜島噴火の避難、家族、初対面の挨拶、伝言、旅行、盆行事、士族と町民の暮らしなどを二人ずつ話してもらった記録です。本ガイドでは音素表記と標準語対訳を照合できる表現だけを掲載し、旧笠沙町片浦の記録とは地域・年代を分けます。現在の鹿児島市全域で同じ頻度とは断定しません。
確認済みのことば(8語)
- ~ごあす — ~です・~でございます
- ~おじゃる — ~ていらっしゃる・~である
- たもんせ — ください・してください
- ないごて — なぜ・何をしに
- ほんのこちゃ — 本当は
- ひぐらさん — 盆の16日に行う子どものままごと遊び
- いけんも — どうにも
- そすと — そうすると
主な資料
国立国語研究所 地方言語研究室「方言録音資料シリーズ1 鹿児島市方言録音資料」(確認日:2026-09-01)