鹿児島県内録音の「私・あなた」と「本当」
鹿児島県内の1960年代録音から、旧笠沙町片浦の「本当に」二語と私・あなた、鹿児島市の丁寧な判断形式、屋久島宮之浦の「本当に」二語とあなたたちを比較します。単数・複数、相手関係、強調場面、録音地点の違いを保って確認できます。
この地域のことばを読む前に
県内の語を一つの鹿児島弁としてまとめず、漁村の男女対話、鹿児島市の初対面会話、屋久島で昔と今を比べる対話に分けます。同じ『本当に』でも恐怖、天候、事実確認など発話目的が異なります。人称表現は相手関係によって強く響くため、録音話者の用例を越えて現代の使用を勧めません。
確認済みのことば(8語)
- がっつい — ほんとに・本当に
- まこて — ほんとに・本当に
- あたい — 私
- おまんさあ — あなた
- ~ごあす — ~です・~でございます
- がっつい — ほんとに・本当に
- ほんのこっ — ほんとう・本当
- わんだ — あんた達・あなたたち
主な資料
国立国語研究所「方言録音資料シリーズ1・3・7 鹿児島県内方言」(確認日:2026-09-01)