焼津の漁業方言を用例で読む

焼津市資料に記録された漁業関連の発話から、魚を捕まえる「つらます」、浜で漁船を上げ下ろしする敷板「シラ」、大漁を誇る人や養鰻池の状態に関わる「はなけ」を集めます。三つは異なる仕事場面の独立例で、架空の漁師による一続きの会話ではありません。道具と作業背景も個別記事で確認できます。

創作会話ではありません

漁業の専門的な語は標準語訳だけでは作業工程が見えません。資料に示された対象と用例を保ち、現代の漁法や頻度は推測しません。

発話と標準語訳

変な魚をつらますと、およしよ。

変な魚をつかまえるのは、やめなさい。

つらますの意味・地域・出典を確認する
舟を出すから、シラをしいとけよ。

舟を浜から海へ出すから、敷板を敷いておきなさい。

シラの意味・地域・出典を確認する
魚んたあんと釣れたもんで、はなけだっちょう。

魚がたくさん釣れたので、得意になっているそうだ。

はなけの意味・地域・出典を確認する

根拠資料

焼津市歴史民俗資料館「焼津のことば・方言」(確認日:2026-09-01)