1967年の小牧市藤島方言
1967年の小牧市藤島録音から、~てしまう、~しかない、強い否定、~やっている、敬意を伴う継続、~しなければならない、過去の習慣という七形式を紹介します。交通、幼稚園、子どもの労働、通学の回想から文法の働きを確認できます。
この地域のことばを読む前に
昔の交通や通学を語る内容の中から、出来事の完了、少数への限定、強い否定、行為の継続、第三者への敬意、義務、反復した過去を表す形式を分けました。現代の尾張方言文法を網羅するものではなく、1967年録音の例に基づきます。動詞への接続や活用範囲は確認例以上に推測しません。
確認済みのことば(7語)
- ~てまう — ~てしまう
- ~ほかねえ — ~しかない
- ~せせん — ~しない・本当にしない
- ~やっとる — ~やっている
- ~やっとられる — ~やっておられる
- ~せならん — ~しなければならない
- ~行きよった — ~へ行ったものだ・行きつつあった
主な資料
国立国語研究所 話しことば研究室「方言録音資料シリーズ10 愛知県小牧市藤島方言」(確認日:2026-09-01)