家と上がり口の地域語比較
住空間を表す周南の「あがりこぐち」「あがりはな」、富津の「おらが」、高知の「~く」を比較します。土間から座敷への上がり口、自分の家、特定人物の家・ところを分け、建物内部の境界と家の指示表現を同じ語として扱わず整理します。
地域ごとの言い方
- あがりこぐち(山口県)— 土間から座敷への上がり口。例:そりゃー、あがりこぐちに置いちょって。(それは、上がり口に置いておいて。)
- あがりはな(山口県)— 玄関・土間から座敷への上がり口。例:そねーに、あがりはなにねじ座って話さんでも、上にあがって話しゃーええじゃ。(上がり口に座ったまま話さず、座敷に上がって話せばよいでしょう。)
- おらが(千葉県)— 自分の家。例:おらがへ来なよお。(自分の家へ来なよ。)
- ~く(高知県)— ~のところ・~の家。例:今、高木くよね。(今、高木の家よね。)
比較するときの注意
入口の部位と家を指す表現は異なる検索対象です。住宅形式、建築年代、親族制度は確認資料にない限り補いません。
各語の出典または確認状態は個別記事に掲載。比較データ最終確認日:2026-09-01