嫌悪と回避の方言比較
嫌悪に関わる佐野の「けじろう」と焼津の「いな」「やだこいて」を比較します。相手を毛嫌いして避ける行動、嫌・変・異様だという評価、嫌になって行動を拒む状態を分けます。感情、対象評価、回避行動を一語へまとめず、公的資料の場面から確認します。
地域ごとの言い方
- けじろう(栃木県)— 毛嫌いして避ける・遠ざかる。例:あの人は、おれのことをケジロッテルンジャーネーカナー。(あの人は、私のことを毛嫌いしているのではないかな。)
- いな(静岡県)— 嫌な・変な・異様な。例:なんかコレ、いな匂いがするよ。(なんだかこれ、変な匂いがするよ。)
- やだこいて(静岡県)— 嫌になって・嫌がって。例:おらっちの犬、急にやだこいて歩かなくなって大変だったけやあ。(家の犬が急に嫌になったようで、歩かなくなって大変だったよ。)
比較するときの注意
人物や物への強い否定になり得ます。差別的な排除を正当化せず、録音・自治体資料にある意味の記録として扱います。
各語の出典または確認状態は個別記事に掲載。比較データ最終確認日:2026-09-01