衣服の状態を方言比較
衣服の状態を、西三河の「いじる」、佐野の「どぶくれる」、焼津の「すどんこ」「つんつるてん」で比較します。襟がずれる、厚着で着膨れする、肌着なしで直接着る、服が小さく丈が足りないという状態を分け、着方と寸法を同義扱いしません。
地域ごとの言い方
- いじる(愛知県)— ずれる。例:ほら、襟と並べにゃいかんだか。ちった、いじっとってもいいだら。(ほら、襟と揃えなければならないのか。少しずれていてもいいだろう。)
- どぶくれる(栃木県)— 厚着して着膨れする。例:太ってるのに重ね着してッから、余計にドブクレテメールンダよ。(太っているうえに重ね着しているから、余計に着膨れて見えるんだよ。)
- すどんこ(静岡県)— 肌着を着けず素肌に直接着ること。例:パジャマをすどんこじゃ、もうさみいら。(パジャマを素肌に直接着るだけでは、もう寒いでしょう。)
- つんつるてん(静岡県)— 服が小さ過ぎて丈が足りない。例:なんだ、その服は。つんつるてんじゃねえか。(何だ、その服は。小さ過ぎて丈が足りないじゃないか。)
比較するときの注意
四語は衣服に関係しますが、位置、重ね着、肌着の有無、寸法という別の状態です。服装への否定的評価としての使用は勧めません。
各語の出典または確認状態は個別記事に掲載。比較データ最終確認日:2026-09-01