1963年の都城方言の文法
国立国語研究所の1963年録音から、本当に、そんなに、どんな、~ている、~だろう、いいえ、少しは、それで、~かという九形式を紹介します。農作物や地域行事を話す自然対話に沿い、程度、状態、推量、否定、接続、疑問の働きを分けて確認できます。
この地域のことばを読む前に
このガイドは現代の都城方言文法を網羅するものではなく、1963年に上長飯町で録音された農家同士の自然対話に現れる形式を扱います。標準語訳が近くても、程度を指す語、状態を述べる形式、相手への確認、否定の返事、話をつなぐ語では機能が異なります。接続条件や活用体系は録音例以上に拡張しません。
確認済みのことば(9語)
- まこち — まことに・本当に
- そげん — そんなに
- どげん — どんな・どのような
- ~ちょる — ~ている・~てある
- ~じゃろ — ~だろう
- うんにゃ — いいえ
- ちった — 少しは
- ほっで — それで・そう
- ~かい — ~か・~だろうか
主な資料
国立国語研究所 話しことば研究室「方言録音資料シリーズ2 宮崎県都城市方言録音資料」(確認日:2026-09-01)