焼津の量と程度を表す方言用例

焼津市資料から、少しずつの「ちーっとらっつ」、量を尋ねる「どんかい」、魚群など多数を表す「うざましい」、残らず全部の「ねこんざい」を集めます。配分、疑問、多数、全量という異なる数量の捉え方を、独立した発話例と標準語訳から確認します。

創作会話ではありません

数量語は似て見えても、問い、配分、集合の多さ、残存量ゼロでは役割が違います。資料の使用対象を保って整理します。

発話と標準語訳

残り少ないで、ちーっとらっつ使うさよ。

残りが少ないから、少しずつ使いなさいよ。

ちーっとらっつの意味・地域・出典を確認する
どんかい運ぶの。

どのくらい運ぶの。

どんかいの意味・地域・出典を確認する
むかしゃあ、かつうん沖からうざましく押し寄せてきたもんだ。

昔は、カツオが沖からたくさん押し寄せてきたものだ。

うざましいの意味・地域・出典を確認する
やいやい、かにょうねこんざい盗まれた。

あれまあ、お金を残らず盗まれた。

ねこんざいの意味・地域・出典を確認する

根拠資料

焼津市歴史民俗資料館「焼津のことば・方言」(確認日:2026-09-01)