「見当違い・当てずっぽう」の方言比較
見当が外れた状態を、周南の「あさってのほーみちょる」「あてっぽうに」と焼津の「あてこともない」で比較します。違う方向を見る、根拠なく推測する、とんでもなく見当外れだと評価する場面を分け、物理的な方向と判断の誤りを同じ意味として扱いません。
地域ごとの言い方
- あさってのほーみちょる(山口県)— よそ・見当違いの方向を見ている。例:あいつは、あさってのほーみちょる。(あの人は、見当違いの方向を見ている。)
- あてっぽうに(山口県)— 当てずっぽうに。例:当たらんでもええけー、あてっぽうにゆうてみいやー。(当たらなくてもよいから、当てずっぽうに答えてみなさい。)
- あてこともない(静岡県)— とんでもない・見当外れ。例:きんのォのさかなぁ、もうかったら。いや、あてこともねぇ。(昨日の魚はもうかったでしょう。いや、とんでもない。)
比較するときの注意
方向、推測方法、結果への評価は別の意味機能です。人物へ向けると非難になる可能性があり、例文を越えて使用を勧めません。
各語の出典または確認状態は個別記事に掲載。比較データ最終確認日:2026-09-01