農地と地形の地域語比較
土地に関わる西三河の田んぼ、宮古島上野野原の芋畑、富津の土手、奈良田の崖、焼津の土ぼこりの地域語を比較します。耕地、作物別の畑、境界・斜面、地形、地表から舞う物質を分け、景観と土地利用を同じ概念にまとめません。
地域ごとの言い方
- とも(愛知県)— 田んぼ。例:こんな吹き降りに、とも行ってどうするだん。(こんな風雨の中、田んぼへ行ってどうするの。)
- ム゚ーギバリ(沖縄県)— 芋畑。例:マイヤ ウマカマンドゥ ム゚ーギバリヌ アター。(以前はあちこちに芋畑があった。)
- びゃく(千葉県)— 土手。例:びゃくがくむ。(土手が崩れる。)
- だいやびん(山梨県)— 崖。例:あの山は、だいやびんが多くて危ない。(あの山は、崖が多くて危ない。)
- のま(静岡県)— 土ぼこり。例:今日は風が強くて、のまんきついで水をまくか。(今日は風が強くて土ぼこりがひどいから、水をまこうか。)
比較するときの注意
五語は土地や地表に関係しますが、農地、構造物、自然地形、粒子という対象が異なります。現在の地名や災害危険度には用いません。
各語の出典または確認状態は個別記事に掲載。比較データ最終確認日:2026-09-01