量と測り方の方言比較
量を表す宮古島市上野野原の「半分」「半分ずつ」、西三河の「目分量」、焼津の「目いっぱい」「使いでがある」「どのくらい」に当たる地域語を比較します。割合、計り方、上限、量の評価、質問という役割を分け、数値や単位は資料以上に補いません。
地域ごとの言い方
- ム゚ーナーキ(沖縄県)— 半分。例:ム゚ーナキナー バキーナ カーリ フォー。(半分ずつに分けあって食べる。)
- ム゚ーナーキナー(沖縄県)— 半分ずつ。例:イキャラカイバ ム゚ーナーキナー バキー ファイ。(少ないから半分ずつに分けて食べなさい。)
- めっそー(愛知県)— 目分量・自分なりの量。例:ほんなん、量らんでもねえ、めっそーで分かるだわ。(そんなものは、量らなくても、目分量で分かるよ。)
- がったり(静岡県)— 目いっぱい・ぎりぎりまで。例:車庫の後ろに、がったりつけてくりょう。(車庫の後ろに、目いっぱい寄せてください。)
- でがある(静岡県)— 量があり長く食べられる・使いでがある。例:まだ食ってるだかね。でがあって、ええのう。(まだ食べているの。食べでがあって、いいね。)
- どんかい(静岡県)— どのくらい。例:どんかい運ぶの。(どのくらい運ぶの。)
比較するときの注意
割合、概算、上限、使用量、疑問表現は別の概念です。料理や取引で必要な正確な計量には地域語の意味説明だけを用いないでください。
各語の出典または確認状態は個別記事に掲載。比較データ最終確認日:2026-09-01