「怖い」の方言を比較
恐れや危険の感覚に関わる奈良県十津川村の「おとろしい」と、静岡県焼津市の「おとましい」を比較します。十津川村資料では恐ろしい意味、焼津市資料では危険な木登りを見て怖い・危なっかしいと感じる用例が確認できます。語形は似ていますが、語源や意味範囲が同一とは断定しません。
地域ごとの言い方
- おとろしい(奈良県)— 恐ろしい。例:まっこと、おとろしいことじゃったよ。(本当に、恐ろしいことだったよ。)
- おとましい(静岡県)— 怖い・危なっかしい。例:ほっそい木の枝にぶら下がって、あの子はおとましいよう。(細い木の枝にぶら下がって、あの子は危なっかしいなあ。)
比較するときの注意
二語の資料上の意味は重なりますが、「恐ろしい」と「危なっかしい」の焦点は同一ではありません。語形の近さから同源とも判断しません。
各語の出典または確認状態は個別記事に掲載。比較データ最終確認日:2026-09-01