場所と方向の方言比較
離れた場所やおおよその位置を、富津の「あっちんほー」、周南の「あっこ」「あっちゃこっちゃ」、焼津の「どこうら」で比較します。移動方向、特定の場所、複数方向、現在位置への質問を分け、指示語と疑問語を同義語として並べず、資料の会話場面から整理します。
地域ごとの言い方
- あっちんほー(千葉県)— あちらの方。例:あっちんほーへ行ったよ。(あちらの方へ行ったよ。)
- あっこ(山口県)— あそこ・あのところ。例:あっこも、そっこも、留守にしちょってよ。(あそこの家も、そこの家も留守ですよ。)
- あっちゃ こっちゃ(山口県)— あちらこちら。例:話があっちゃ こっちゃして、よー分からんでー。(話があちらこちらへ移って、よく分からないよ。)
- どこうら(静岡県)— どの辺り。例:今、どこうらを走ってるだかしん。(今、どの辺りを走っているのかな。)
比較するときの注意
四表現は場所に関係しますが、単一地点、方向、複数範囲、疑問という機能が異なります。距離の尺度も一律には決められません。
各語の出典または確認状態は個別記事に掲載。比較データ最終確認日:2026-09-01