高知市朝倉米田の方言ガイド
高知市朝倉米田の方言を、国立国語研究所が1967年に録音した昔話と女性二人の自然対話、標準語対訳から読む地域ガイドです。一人称、相手への呼び掛け、強調、推量、驚きの表現を、話者の世代や語用上の注意とともに個別記事へ案内します。現在の高知市全域での使用は推測しません。
この地域のことばを読む前に
資料は1894年生まれの製米業の女性による「しばてん夜話」と、同話者と1912年生まれの農業の女性による生活回想を収録しています。語ごとの注釈には、男女差、当時の若者による使用、軽蔑と親愛の両義性なども記録されています。本ガイドでは標準語訳と注釈を照合できる表現に限り、1967年時点の記録として紹介します。
確認済みのことば(9語)
- あて — 私
- いよいよ — たいそう・非常に
- ~のうし — ~ね(相手への敬意を含む終助詞)
- おんし — お前・貴様
- こじゃんと — たいそう・徹底的に・十分に
- きばる — 威張る・偉ぶる
- ~にかあらん — ~らしい・~そうだ
- まっこと — 本当に・まことに
- たまるか — おやまあ・たいへんだ
主な資料
国立国語研究所 話しことば研究室「方言録音資料シリーズ5 高知県高知市朝倉米田方言」(確認日:2026-09-01)